書籍流通のことなど電子書籍が徐々に一般的になっており、単に(なにかしらを)読みたいだけのニーズには応じられるようになりつつあるようだ。すでに膨大な量の書籍が電子化されている、ということである(ただし、なんでもかんでもではない。読み切れないほどたくさんある、というだけだ)。 ...
『君の名は。』感想面白くなかったかと言われれば面白かったのだが、二重の意味で面白くて、その隙間には大量の不満がはさまっているという、なんとも希有な、けれどきっとこれからはこうなるんだろうという予感を抱かせる作品だった。 もうずっと、「虚構が現実に浸食してくる感覚」が私にとって重要なテーマ...